RoHS分析について

RoHS(ローズあるいはロース)は、欧州議会・理事会(EU)が定めている指令の略称です。

正式名称は「Restrictionoftheuseofcertainhazardoussubstancesinelectricalandelectronicequipment」で、電気・電子機器に含まれている特定の有害物質(鉛・水銀・カドミウム・六価クロム・ポリ臭素化ビフェニル・ポリ臭素化ジフェニルエーテル・フタル酸ビス・フタル酸ブチルベンジル・フタル酸ジブチル・フタル酸ジイソブチル)の使用を原則禁止としています。

RoHS分析の方法は「スクリーニング分析法」と「詳細分析法」の2つに分かれています。

フタル酸エステル類以外の6物質のスクリーニング法については、主に蛍光X線法を用います。

カドミウム・水銀・鉛の詳細法は、ICP発光分光分析法を使い、六価クロムにおいては吸光光度法またはイオンクロマトグラフ法で行います。

また、ポリ臭素化ビフェニルとポリ臭素化ジフェニルエーテルの詳細法は、溶媒抽出GC/MS分析法で測定します。RoHS分析におけるフタル酸エステル類のスクリーニング分析法は、加熱脱離イオン化質量分析法または熱脱着-GC/MS分析法で行い、詳細分析法においては、溶媒抽出GC/MS分析法を用います。RoHS分析で計測する有害物質には最大許容濃度が定められています。

カドミウムのみは100ppm以内で、それ以外の物質はそれぞれ1000ppm以内となっています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *